家づくりの第一歩!注文住宅を建てる建築会社選びの決断ポイント

注文住宅

こんにちは!30代主婦のcocoです(●’◡’●)

今回は私が住宅会社を決定したポイントを書いていきたいと思います。

家を建てるというとまずハウスメーカーが思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。

積水ハウス、ダイワハウス、セキスイハイム、ヘーベルハウス、一条工務店、タマホームなどなどですね。

ほかには、地域密着型の工務店などがあります。

ハウスメーカーは、ハイブランド系、性能特化系、バランス重視、コストパフォーマンス重視の四つのパターンに分けられます。また、木造や鉄骨などの特性によって得意分野が異なります。

日本ではほとんどが木造で建てられています。鉄骨の方が建物は丈夫になりますが建築費用が高くなる傾向があるようです。

ハウスメーカーは全国にたくさんの支店があるので、どこに住んでいても選びやすく、名前を聞いたことがあるという安心感もありますよね。

まず、ハウスメーカーや住宅会社の価格帯の比較によく使われる坪単価という言葉がありますが、

(例えば、坪単価70万円だとすると、30坪の家を建てるのに70万×30万=2100万円)

単純に坪単価で比較してしまうのは要注意です^_^;

坪単価というのは明確な決まりがあるわけではないので、本体工事のみを坪単価にしている会社もあれば、付帯工事も込みで坪単価にしている会社もあるのです。

家を建てるのには本体工事のみだけでなく電気工事、ガス工事、諸経費などの付帯工事が必須なのです。

例えばAとBという住宅会社があると仮定してそこで30坪の家を建てる場合

A 坪単価70万(本体工事のみ) 70万×30万=2100万 +付帯工事500万 トータル2600万円

B 坪単価85万(本体工事、付帯工事込み) 85万×30万=2550万円 トータル2550万

坪単価だけを見ればAが安く見えますが、トータルコストで考えるとBが安くなるということです。

(これはあくまで例えで付帯工事がどれくらの価格になるかというのも住宅会社によって違います)

さらに外構工事や、オプション費用、ローンを組むときの諸経費、手数料、地盤改良費などなど坪単価では見えないコストがたくさんあります。

見積りを作ってもらう際、契約欲しさにこの諸費用などを見積書に入れない営業さんもいますので、見積書に本体工事のみだけでなく、付帯工事、外構の概算費用、ローン諸経費などもしっかり入っているか確認してください。あとは標準仕様がめちゃくちゃしょぼいこともあるので、標準仕様の確認も是非してください。(キッチンのメーカー、グレード、洗面所、トイレ、お風呂、アクセントクロスなどなど)それを怠るとオプション地獄が待っています(´;ω;`)

私は、はじめはハウスメーカーで考えていました。地域の工務店より名前が売れている方が安心感があり、潰れるリスクは少ないと考えたからです。

家は建てて終わりではありません。建ててから何十年と住んでいく家です。何か不具合が起きたときに対応してくれるのか、その時にまだその会社はあるのか、それが一番不安だったからです

まして、建築中に潰れてしまうなんてことも聞いたことがあり、それは絶対に避けたいと思っていました。そして長期保証をうたっているところもあり魅力的に思いました。

ですが、ハウスメーカーは広告費や、住宅展示場にコストをかけているので、比較的コストは高い所が多かったです。

よくある住宅展示場ですが、わざわざ豪華な家を建てる訳ですから、かなり高額のコストになるようです。(だいたいハイグレード、オプション盛り盛りです)

あとはモデルハウスに来場したら2万円のクオカードプレゼント!とかのキャンペーンもよくやってますよね。

結局そのお金は実際に契約したお客さんのお金から払っているようなものです。

そのことを知ってから、広告費にお金をかけているところより、住宅の性能や自分たちの住む家にコストをかけてくれるところが良いなと思うようになりました。

そしてハウスメーカーで契約しても大工さんを抱えている所はほとんどなく、実際建てるのはその地域の大工さんだということです。

地域の工務店では大工さんを抱えている所も多く、安心感があり候補にあがってきました。

工務店だからコストが安いってことはないのですが、ハウスメーカーと比べると同じような性能の家でも工務店の方が安い所が多かったです。

地域の工務店を探そうと思うと、住宅展示場にはないと思うので実際に家を見ることは出来ませんが、工務店はよく完成見学会というのを開催していています。

その名の通り完成したお客さんのお家を実際に見に行けるのです。これはとても参考になりました。

その工務店で建てたらどんな家が出来るのか、どれが標準仕様なのか、家の性能、外観などたくさん知ることが出来ます。

無知だった私も間取りや、デザインなど、これはマネしたいなと思うことがたくさんありました。その会社で建てなくても参考になることは多いです。

実際にその会社が気に入ったら、見積書や、要望を聞いて間取りを作成してくれたりもします。

(だいたい無料でしてくれますが、確認してくださいね)

あとは、営業さんと実際に話してみての相性もあると思います。この人は信用出来ると思えるのか、大切な家づくりを一緒にしたいと思えるか、とても大事だと思います。

契約したら営業さんのレスポンスが遅くなったなどもよく聞くあるあるです。

私は結局個人で住宅会社をやっておられる方にお願いすることに決めたのですが、

一つに決めるまで、6つぐらいの工務店の完成見学会に行ったり、話を聞きに行ったりしました。

そして話を聞きに行った際、失礼は承知ですが個人でされているため、家を建てている時や建てている最中に住宅会社が潰れたらどうなるか聞きました。

「長く出来るように頑張ります!」という方もいました。全然解決になってないですよね。根性論はいらんねん^_^;と思いましたが・・・。

私が決めたところは、その説明をしっかりしてくれました。

「そういう時の為の保険に入っていて、建てる家の基礎やら柱の位置など何から何まで全部第三者機関に送って保管してもらっています。最悪うちが潰れてもそこに連絡してもらったら大丈夫です。」

と話してくれました。きちんと考えられていることに安心しました。

自分が不安に思うことは相手に失礼かなと思っても必ず確認することをおすすめします。

これから末永く住む大切な家のことですからね。

もちろんそれだけが決め手になった訳ではないですが、自分たちが求める家の性能のバランスの良さ、外観のデザイン、標準仕様の充実などトータル的に見て決めることが出来ました。

オプションや外構を入れてトータル予算は100万オーバーでしたが、契約前にきちんと必要な費用を全部教えてくれて、見積りを作成して頂いたので納得して契約することが出来ました。

私は個人の住宅会社を選択しましたが、それをお勧めしているわけではなく、ハウスメーカーにはハウスメーカーの良さがあると思っています。

自分が求める条件、安心して任せられるかどうか、自分が納得して契約出来るのであれば、どこでも良いと思います。

逆を言えば、不安が残るのに契約を急かされて契約したっていうのは本当にやめてほしいです!営業さんは契約とってなんぼです。契約前は耳障りの良いことばかり言うかもしれませんが、全て鵜呑みにするのではなく、分からないことは調べて、他の住宅会社とも比較して決めていくのがいいと思います。

あと、長期保証をうたっているハウスメーカーですが、10年ごとに点検があり、そのつど必要な修繕工事をそのメーカーでしていることが条件だったりもするので(点検は無料ですが、修繕工事はもちろん有料)、魅力的な話はなおさらしっかり話を聞くことをおすすめします!

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!

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